酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ぎゃれ楽座

先日大阪都島の有名なS商店さんとあひるちゃんと、瀬田のぎゃれ楽座にて美味しいお酒をよばれました。名づけて変態の会。実はこれで2回目。

あひるちゃんは言わずもがなですが、Sさんもほんまにおもろい人。酒屋同士の内緒話も面白かったのですが、変態の会を終えた後、おもろく且上質な落語や講演を聴いたような・・初々しいところでは、R1グランプリの優勝者 中山功太のピン芸を見たような・・・そんな不思議な快感がありました。

大阪の人が皆おもろいわけではないと思いますが、でもやっぱり大阪人っておもろいと思います。お酒に対する愛情と哲学をちゃんと持ってはる上に、こないにおもろかったら・・・・・はるばる電車に乗って都島のお店に行かはるその気持ちわかりますわ~。

とても楽しい美味しい深い時間でした。

そして前から行きたかったぎゃれ楽座。店長のKさんもお酒に詳しく(利き酒選手権も第3位!)、やはり方がむっちゃええ感じで、また来たくなるお店でした。お酒も器もそしてお料理もお酒が欲しくなるものばかり・・・大満足です。ご馳走様でした。お造りも麩のピザ風もどれもグー特にお酒で感動したのが七本鑓 日本晴生。うちには売り切れて火入れしかないのですが、これがまた絶品!お燗もおいしかったのです。中山功太・・・息子が録画しておいたので、なんとなく何回も聴いていたのです。そうしたら回を重ねるにつれておもろくなっていきますのや。題材がどれも日常のよくあるぷっと笑たり、そやそや・・・そんなことあるわ~と頷くことばっかり・・そんなところにも惹かれました。
飲み進むほどに美味しくなり、日常の中で愛飲される私が目指すお酒みたいな芸でした。