酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ちょっとした心遣い

だいぶん前ですが、笛の師匠から教えてもらいましたんや。

ジュンク堂のお店の人は必ずレシートを渡すとき、くるんとならないようにたてに折らはるそうな・・・それを聞いてから私も店で実行していたら、いつのまにかごく自然にこの動作が身につきました。師匠、ありがとうございました。

また先日 やっぱりジュンク堂で買ってきてもろた紙袋、セロテープでとめてあるところの端が数ミリ折られてまして、取るときにちょっとうれしい・・・

またここの店員さんは本の知識も豊富で、常に本そのものはもちろん陳列方法や仕入れについても勉強してはりまして、誇りをもって、心からお客さんを歓迎してくれると聞きます。その背景には権限委譲・・・店員が自分で仕入れて陳列して販売するという独特の会社の方針があって、失敗もあるけれどその失敗も糧に自己成長させるというやりかたにより、働き甲斐がモチベーションの源泉になっているそうです。 

宮沢りえの写真集は品切れになっても広辞苑は品切れさせるな!」という経営スタンス・・経営的にも楽で知識がなくても売れしかも回転が速い雑誌ではなく、あえて専門書を・・そのこだわりもさすがなんか不老泉のお酒造りにも通じるやん。

ほうっ・・・・きっとこのジュンク堂さんは何か素敵な哲学をお持ちなんやろうな~と思って調べてみたら、こんなことがわかりました。全然知りませんでしたがやっぱり・・・・・そやったんや。

もうひとつ、このごろ牛乳パックをリサイクルするために洗う際、分解しますやん。その時、どこが端っこなのかわかりにくいのですが リサイクルありがとう と書かれているところが端っこなんです。・・・ということを最近知ったとろい私私は知って以来、それを見る度に ちょっと嬉しい気持ちになるのです。

サービスとは何か?を改めて考えさせられた春の日でした。