酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

吉田酒造 朝市のお酒決め

6月の朝市は父の日!その重要なお酒選びに吉田酒造さんに3人で伺いました。

このたび吉田肇さんは専務さんから社長に就任されまして、ますますええお顔に
その吉田社長、万全の用意をして待っててくれはりまして 早速の利き酒。

用意してくれはったのは 斗瓶取りシリーズの吟花斗瓶取り おり酒とそうでないの・吟醸 おり酒斗瓶取り・そして花嵐斗瓶取り・雪花斗瓶取り。そしてヨキトギ。これらは新酒。斗瓶取りはほんまに首吊りで搾らはるので、手間ひまがかかっているだけではなく、上品で滑らかな味わい・・不思議やなあ。次は一年もん火入れもんシリーズで吟花・かじや村・特本・銀紋原酒。これらはお燗もつけてくれはりました。

新酒部門はどれも美味しいのですが、中にはまだ硬く秋を待ちたいなあというのもありました。で、今まさに飲み頃!ということで満場一致で決まったのが吟花 斗瓶取り おり酒とそうでない方。小川酒店でも今年はとりわけ 吟吹雪と日本晴れがフィーバーしているようで、今回のテーマは吟にしましょっ。

火入れ部門でも吟花をテーマに沿ってしたかったのですが、藤井君が佳撰の会で絶賛してくれはった銀紋竹生嶋・・の今回は原酒がやっぱり旨い!何と玉栄とコシヒカリの65%磨き。しかもアル添量もかなり控えめ!というありえない佳撰。これは冷も50度の熱燗も燗冷ましもいけました。気楽にやかん燗もええなあと・・・・

そして終盤 おもむろにソーダーサイフォンで遊びましょう!ともってきてくれはったのが何とはつしぼり。これまさに今飲み頃で美味しい!そしてそれにさらに酢橘ソーダサイフォンをすると 蒸し暑い梅雨時に爽やかなサプライズ!

ええお酒が決まりました。テーマは吟のつもりでしたが、ソーダサイフォンの銀も含めてぎんとなりました。取って置きの素晴らしい上品な 吟花 斗瓶取りと、むちゃくちゃコストパフォーマンスに優れた4合瓶1000円!の銀紋原酒。そしてソーダーサイフォン!素晴らしい父の日の朝市のラインナップとなりました。

吉田社長 姉御 あひるちゃん ありがとうございました。充実した満足の昼下がりでした。