酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

伊丹 大酒器展

信楽でみかけたチラシが発端で連れて行ってもらえる事になった 伊丹 大酒器祭 。 
西日本・中部地方で活躍する名工から新進気鋭の陶芸作家が勢ぞろい!

小川酒店に器を置き始めたころ、器への情熱に溢れていたので(その頃は日本酒には見向きもせず)ようあっちこっちのギャラリーや窯元や美術館や陶器市に出かけていました。それが日本酒にはまり始めてからちょっと遠のいてしまってましたんや。染めの先生の焼き物ツアーも朝市と重なってこのところいけてへんし・・・・が、アート作家イヌガオちゃんらの繋がりのおかげで、この最近またいろいろ楽しませてもろてます。

染めの先生らと行った懐かしい萩焼の岡田裕さんの器もありました。あの時もう有名になりつつあった岡田さんですが、とても気さくな目のとても綺麗な方で長い時間器について語ってくれはったのがとても懐かしいです。あの時も岡田さんご自身の器には手が出なかったので、千円でお弟子さんたちが作ったお茶碗を買い求め、それはもう売れてしまってないのですが、萩らしいピンクの柔らかな色と風合いが大好きでした。で、小川酒店のHPの表紙の焼き物の写真につかわせてもろてます。旬眞庵さんでであった器 猪飼 祐一さんのもありました。とても惹かれたので思わずお聞きしたらどれもが猪飼さんのやったのでした。やっぱり素敵や!辻さんのところにある内田剛一さんの器もありました。辻さんのお店に行くと時々あの器に盛ってもらうようにリクエストするくらいほの字ただしいま欠けているそうで、金継ぎする人を探してはります。伺ったことのある 伊賀焼 谷本景さんのもありました。突然伺ったのでご本人はいらっしゃらず、美人の奥さんが応対してくれはりました。信楽より男っぽくて力強いです。

初めて見た器も仰山ありました。大好きな器もたくさんありましたが、あまりにも色や絵柄が過激すぎてひいてしまったり、ぶつぶつの肌にサブいぼが出そうになったのも。信楽と同じく即売やったので、お尻にはお値段が・・・・これを見て きゃあきゃあ・・とまるで女子学生みたいな私らでした。

器の世界もほんまに魅力的な世界やこと。お酒と一緒にゆっくり歩いていきたいです。