酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

辻さんの求めるお酒

辻さんがきはると 話が深く長くなります。

今欲してはるのが 辛く深く酸があるお酒やて。

アル添 純米 割り水 原酒 火入れ 生 むろか 濾過 どれも問わへん・・
とにかく旨い酒・・・・やそうです。

ほう~~~~~~~っ・・・・難しいけど ええ宿題もろて酒屋としては気合が入ります。
それに辻さんもいつに無く 「小川酒店でこれやっと思うお酒を見つけられたら もうむっちゃほっとすんねん・・・」と 真剣なご様子。これは、辻さんの目にかなうお酒・・・・・みつけたいね。北島の完全発酵辛口がむっちゃええ線いってるんやけど、もうちょい酸が欲しいそうです。微妙や。

最近では辻さん、新潟の鶴齢 と19BYの不老泉 木桶の純米大吟が最高においしかったそうです。飲まはった場所がかむなびさんやったので 肴も空気もあいまって より美味しく感じられたんやろな。

とある蔵元さんも、東京でのむ喜多さんのお酒 超辛口14度 が滋賀で飲むとなんかちがうと言うてはりました。また とあるお酒 4ヶ月前旨い!って感じたお酒が今そう思えへんというご意見もいただきました。朝市では Nさんが而今山田錦にはまっていると言うてはりました。またもう一人のNさんは 喜多さんの三方よしの火入れが素晴しいと・・・・前に飲んだことあるけど、もう一度飲んでみたいもんや。

お酒は生きてるって感じます。飲み手もお酒も日々変化してるしほんまに大変や。そんな中で大事なのがお客さんの生々しいご意見や。今後ともなんなりと お言葉くださいませ。

商品の連絡です。大人気の不老泉 酒母四段は小川酒店だけで扱わせていただくことになりました。嬉しや!あと60本あります。寝かせがいもあると思います。それと不老泉 渡船 おそらく最後の2ケースが入ってきまして、とうとう赤信号に変わりました。もう僅かですのでよかったらお早めに。