酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 浅茅生の巻

梅雨入りし、どきどきもんの天気予報でしたが、姉御のおかげやと思います。
見事に雨を吹き飛ばし、何と朝市が終わるなり横なぐりの雨がふりだしたので ほんまにびっくりしました。

さて父の日の浜大津こだわり朝市は浅茅生さんの巻。
それぞれのお酒をそれぞれに楽しんでいただけました。

今回の特別本醸造。平井さんはやっぱり老香が気になるということで21BYの新酒の方をおしてはったのですが、朝市のお馴染みのお客さんは ほとんどが20BYをお選びになったので、これまた興味深かったです。
特に魚紳さんなんぞはこの20BYを絶賛してくださり、あなうれし。
きりっと熱燗もよかったし人肌ちょい上の ぬる燗もまた美味しい。これは後6本のみ小川酒店にございます。蔵にもござりません。

限定のむあつしぼり 今味乗りのりの甘みが魅力の吟吹雪(ただし これからまだ2つくらいピークを迎えるはずというお声もあり)・・・そしてちょっと辛めで 今はまだ若くこれからの秋上がりが楽しみな渡船・・どちらも好評でしたが、面白かったのがお燗でした。吟吹雪がとても素敵なお燗上がりを見せてくれはりまして、これは平井さんもびっくり。朝市でのお燗はこういうサプライズがあるので止められまへん。一方渡船は冷のほうがよかったです。不老泉の時もそうでしたが、生の渡船はお燗が難しいのでしょうか???

常連さんのKさんは、乾杯を無圧しぼりで楽しみ 食事になると特別本醸造でうだうだと楽しみたいと的をついたナイスなコメントをくれはりました。ますます

ありがたい沢山のお客さまにお越しいただき 真剣に扱わせていただいたのはこれがはじめての浅茅生のお酒は、おかげさまでよう売れました。正直ものの朝市のお客さんですので、ここのお酒の実力を改めて感じ入りました。

平井さん親子・姉御にあひるちゃん ありがとうございました。

余談ですが、かわいい坊やが私らを見てばっかりピンクと叫ばはったのが いとおかしかったです。ほんまにぴんくぴんく