酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

鈴木さん

今日面白い人に出会いました。

世の中に仰山やはりそうですが、鈴木さん。農業人。

でも農業人らしくない・・・・けど 秋田で広大な土地で
お米(多分酒米多し)と少しの大豆を育ててはります。

特に力を入れてはるのが美郷錦・・滋賀では聞いたことないお米。
でも このところ関東では人気が高まる一方やそうです。

その鈴木さんから 面白い話を聞きました。

このお米 変わらぬ味わいの時もあるのですが、いったん味が?となり概ねのお酒が 反抗期を迎えることが多いそうです。

ところが確実にそれを乗り越えて ものによりますが、1ヶ月もしくは数ヶ月のときを経ると、まったく別もんのすばらしいお酒になるそうです。

こんな風に、お米とお酒を語りだすと とめどなく沸き溢れ出る数々の熱いお話。

お米についてはともかく 私はこんなお酒に詳しいお百姓さんに、初めて出会いました。

また鈴木さんがつくらはった だだ茶豆に近い・・・・原種に近い 大豆は 味噌や豆腐にすると絶品・・・ちゅうことで そのお豆腐をよばれましたんや・・・・・うまっ!凝縮した 濃い味わい。もうこれだけで 何もつけなくてもおいしい。で、これはしっかりしたお酒にもむちゃ合いますやん。

有難いご縁に感謝です。