酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

お酒のうつわの話・・・・

今回 驚き桃の木山椒の木やったのが 器でした。

まず蛇の目の利き猪口(右からふたつめ)でお酒をきかせてもろたんですが これは喜多さん曰く ええとこもわるいとこもあからさまに見えてしまういわば審査むきの猪口やそうです。しかも 猪口にも色々ありまして 飲み口がちょっと薄い優れものとそうでないものがあるということで 喜多さんとこのは優れもんのほうでした。

そして 次に持ってきてくれはったのがこれ。喜楽長の頒布会についていたこのグラス(右から3つめ)。ほうっ!利き猪口と比べると 断然ええとこがより強調されておいしく感じますがな・・・

そして また嬉々とした笑顔で持って来てくれはったのが 喜多さんのマイ猪口。なんと1万円もするそうなんですが およよ・・・・・・べつもんのお酒になりますがな・・・一番感動したのが あらばしりの変身でした。1升瓶2400円のあらばしりですが このグラスにいれると 1,5倍くらいに価値があがるようにも思えます。
器の力ってすごいなあ~~~~

権座の会のときの竹酒もほんまに美味しかったし、蓮酒という蓮の葉っぱで楽しむお酒もありますが どちらも繊維成分がお酒を美味しくするとか・・・・また 蔓ききょうさんとこのグラスもほんまに素敵。ききょうの花びらがモチーフになっていて 惚れ惚れします。

小川酒店は器やさんでもありまして、器を置いててよかったあ・・・・・・・・・・・と しみじみ嬉しくなるひと時でした。

ちなみに 喜多さんのマイ猪口。この繊細なカットがなければ3000円で作ってもらえるそうです。皆で作ってもらおか・・・・・・・と ささやいていました。