気合の入る今月の朝市・・・喜楽長の巻。
皆さんと一緒に喜多さんのお蔵にお邪魔しました。
話題盛りだくさんでしたが 一番強烈な話題が 蔵元の隠し酒。
今回メインは権座なので 後のお酒は違う顔のお酒を選びたく思っていました。
そしたら喜多社長が笑みを浮かべながら持ってきてくれはったのが 2種類のおり酒。
ひとつはいろいろなお酒のおりを集めた その名前通りのおり酒。
これは まったり凝縮した味わい。なんかお米を食べてるみたいです。にごり好きのお顔が浮かびます。
そしてもうひとつは なにやらどきどきするオーラを持ったお酒が・・・横には千枚通しが置かれています。
そして栓にこの千枚通しをぐさり!!おりがぐんぐん上がってきます。今まではこういった発泡おり酒はねじ栓がほとんどでしたが、喜多さんいわく ぷちぷち感を閉じ込めるには間違いなくねじ栓でないほうがよいとのことでした。
そして10分間 この上がってはおさまって:・・・・を繰り返し ようやっと開栓おりがあがってきますと 喜多喜多・・・・喜多喜多!!とコールが
グラスにそそがれた このお酒はえもいわれぬ味わい・・・すばらしいお酒。Oさんはシャンパンははモエかヴーヴクリコ!というつわものですが、まさにこのお酒はこれに匹敵する決め細やかな味わいやと絶賛。
なんちゅうても山田錦の40%と50%の純米大吟醸 大吟醸のおり酒なので そら風格が違います。
ちなみにこの2種類は 時間がたち落ち着いたおり酒と まだ生まれたばかりの初々しいおり酒ということなので、精米歩合だけでなくそれぞれの顔を持つおいしい二つの味わいになっとります。どちらも美味しいよん。
今各お蔵で さまざまな取り組みをしてはりますが、喜多さんのところは裾野のユーザーさんたちにどうやったら日本酒のおいしさをお伝えできるか・・・を必死で模索してはりまして そのひとつがこの蔵元の隠し酒シリーズ おり酒と大吟醸おり酒でした。
で朝市ではこういうお酒を開ける際には なくてはならないきたいちゃんに、大吟醸発泡おり酒を担当していただき、1杯100円にて有料試飲していただくことになりました。なんか 楽しくなってまいりました。