酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

そうだ 沖島へいこう

朝市を盛り上げてくれてはります 沖島漁師の会の人達に 前から是非是非おいでなはれというてもろてましたんやけど…ようやっと 夢が実りまして 産まれて初めて 沖島へいきました。

題名は そうだ沖島に行こう!・・・・・・・やて。

長命寺港で待ち合わせ。

パンのツルマットさんはもともと船乗りをめざしてはりまして なんとうみのこのキャプテンがその時の懐かしい友人!なので パンを持って思わぬ御挨拶に!

ほんで私らは 右に見えます善なんとか丸という 沖島へ生活物資も運ぶ小さな船がありまして そこの船長さん井上さんに乗せてもらいました。朝市と琵琶湖汽船さんは密接に繫がっているのでこんならっきいをしてもらえますのや。

沖島はちょっと手前から見るとまるで仏様が寝てはるようです。



これは有名な伊崎の竿飛び。
伊崎寺は門が湖に向かっているのでなんか竜宮城みたい。

そして到着!お天気は良くはなかったんですが またこれもいとおかし。

懐かしい大学時代 社会民俗学で 琵琶湖で唯一人が住む島であり パーマをかけてる人が一人しかいない!車も信号も横断歩道もない!稀有な島やと聞いてたんやけど 行く機会がなく 一体どんなとこなんやろうと何十年 開かずの間のような不思議な場所でしたんや。

さすがにパーマをかけている人はひとりではありませんでしたが ほんまに車が一台も無い!

自転車。それも三輪車の多いこと!

お聞きするとまるでマイカーのように マイ船をおもちで 本土に買い出しにいかはるようです。


レトロな沖島小学校!

畑も仰山あり、色々な野菜や花が育てられていました。山手ではお米も育てられていて 自分とこのぶんは自分でそだてているそうです。

迷路みたいな狭い路地があちらこちらにあって
何とも風情がありました。

そして 散策を楽しんだ後 島の人々がごっつおうを用意してくださりまして 宴となりました。皆さんお顔つやっつや!