酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

六方 夏の酒

少し前ですが 喜楽長さんに 六方夏の酒を選びに伺いまいした。

大評判の生原酒はほぼ売りきれまして 続いて夏のお酒 生囲い。
これは生貯といいまして 一回火入のお酒です。


この六方というお酒は金沢酵母と明利酵母という香系の酵母 ・・・・でそれぞれ別タンクで醸されていまして、それを 5対5 7対3 3対7・・・・とブレンド比率を変え でどの味のバランスがええのか 利き比べ。さらにアルコール度数もメスシリンダーにて微妙に調整してこれもあれやこれや。

夏はごつい濃いおさけよりも 若干度数をおとして 飲みやすい軽やかな味わいにした方がええということで 加水=安く上がるではない 偉大なる加水があるいみ キーワードにもなっていました。



ほんまにむちゃ微妙や。私は単独やと金沢はまだ固く、明利は今すでに味がのっていて やわらかいイメージを受けました。なので明利大目にブレンドされることで お互いの持ち味が生きるそのブレンドの冥利には感動しました。が きわきわがああ難しい。 あれやこれや言ううちにほんまに もともと感じた意見ともまた変わってきたりして また価格とのバランスも考えたりするとより一層 迷うことになりました。そして 最終 こちらのたたき台をもとに喜多さんと家杜氏さんに任せようということになりました。

左は六方の会長さん 小泉さんとても楽しい素敵なかたで 顔を小さく見せる為にもう一枚!やて。ちょっと小さくならはったやろか右は毎度おなじみ喜多社長。金賞受賞もあいまって より福々しい笑顔です。

おりしも その日は金賞受賞発表の日でして 皆でその貴重なお酒で乾杯させていただきました、おめでとうございます。



ここのお庭もきれいや・・・ほんまに なんでお蔵の庭ってこないに綺麗なんやろ。

六方の会では 小泉酒店さんやさかえやさん 京都の島さんはちょっとお笑いの千鳥ににてはりますねん。…など すごい酒屋さんにお出会いできて たくさんの刺激をもらいました。


で楽しみにできた来たお酒がにゃんと 明利64%金沢36%さらに アルコール度数は16,3%という数字になったのでありました。価格も 抑え目の720ml1310円と1800ml2620円なり。ほんまに限定ですのでよかったらお早めに!