酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

森山威男 JAZZ IN 酒遊館

友人に誘って頂いて 急なんですが 酒遊館に 国宝級ジャズドラマー 森山威男を聞きにいってきました。友人は10年来この森山さんのふぁんでして 岩手まで追っかけはるくらいの人。

その友人の御縁で打ち上げまで参加させてもろたんですが なんと30年もおっかけてはるかたもやはりました。

その方のお話はとても興味深く 酒屋の私はついついお酒と重ね合せてしまうのでありました。

小手先で演奏する人はこじんまりまとまってはるんやけど人の心を深くつかむことはできない。いろんな意味で森山さんのドラムは 一回はまると他の演奏が物足りなくなってしまう魅力を持っている‥‥不老泉みたい??やろか。

それと私は素人やけど 曲のこと演奏家のことをもうちょっと知ったら 違いを楽しめてもっと面白いんやろなあ~落語も日本酒もしかりなり。まさに知るを楽しむや。

30年来のふぁんのひとは  ほんまにじっくりゆっくり森山さんというミュージシャンとお付き合いしてはって、長い間に 浮き沈みがあったり時には休止することもありましたが いろいろな喜怒哀楽を経て今の森山さんは安心して聴けて、しかもますますパワフルなんやそうです。

素人の私ですが 厚かましくもいっちゃん前の席にじんどらせてもらい 夢みたいにジャズっちゅう音楽に浸らせてもろてきました。

ほぼ日のJAZZ講座によりますと JAZZの醍醐味スイングは、同じテンポでやっているのに、なんか速くなって高揚していくという感じやそうですがまさにそんな感じでした。天に昇りつめていく感じさらに日常生活にもスイングがあって 中華料理屋のおじさんが チャーハン炒めてるときであったり、ちょっとほくそ笑みながら 何かと何かがぴた~っと合う瞬間がそれなんやて。なるほどなるほど。

はええな‥‥素晴らしい夜でした。ありがとうございました!!