さてさて本題の利き酒。
ここのお蔵は今のりのりなので 4種類を選ぶのに苦心しました。
ずらりと並んっだお酒を、じっくり利かせていただきましたが、どれもほんまに美味しい。
自家精米機や木桶や天秤搾りをみてきたとこなので 尚更その想いが深くなります。
そして 利き終ったあと 皆さんの顔を覗きながら どれが良かったですか?と聞きまして、自分の意見も。
ダントツ人気はやっぱり 山廃純米吟醸中汲み。これは もうたまりませぶん。そして お燗もたのしみ。
もう一本が接戦でした。
雄町もええんやけど もう半年味を乗せたい感じ。そして 渡船が 魅力的な酸でこれええなあ。しかもこのお酒 ほぼ2年もん。1年目は固うて11月にならんと出荷しはらへんだのに それでも固く それからさらに一年たってようやく旬。しかもまだまだおいしくなりそうです。なのでこれに決定。
選ばれた二つは ちょい高めなので コスパに優れたお酒もぜひということで登場!酒母四段が選ばれました。これは 常温の方がよさそうです。
亀亀覇も木桶も素晴らしい美味しさでしたが ちょい高いので朝市では断念。また 今在庫が危ない特別純米もバランスのとれた素敵な味でしたが、お待ちかねの不老泉らしさを思いますとやっぱり山廃もんやなあと 断念。
そして最後の一本は 地味やけどええやつということで 火入れのじっくりお料理と楽しむお酒と言うことで 紫と からくちと 91がほんまになやみました。
紫ラベルは いわゆる山廃純米吟醸中汲みは30%くらいのええとこどり以外…つまり70%の部分なんやけど、それが火入れされて まあるく熟成しているので違う魅力がたのしめますのや。
炬燵に入ってうだうだ飲むのに最適のお酒です。きっと 朝市では中汲みのフレッシュさやインパクトに押されて 目立たへんと思うのですが これもまた可愛がってやってください。ええやつです。
そして 倖屋さんのお酒の会のお二人も今回もご一緒してくれはりまして、その時用にさらに2本を選ばはりました。なんと ひやひやおろしどころか ひやひやひやおろしの山廃純米吟!!と 特別純米中汲み…これはふたたび陽の目をみることになりました。多分 万人にかわいがられるほんまにかいらしいお酒やと思います。
そして倖屋さんのお酒の会はおかげさまで20人満員御礼!何とお蔵元さんまできてくれはるのです。ありがたいこっちゃ!!ぎりぎりあと2名くらいは大丈夫のようですのでよかったらお申し込みくださいませ。
ありがたい上原さん 朝市にも顔を出してくれはるそうです。双子ちゃんにも会えるかな~~~~~