酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ミドリカフェにてイヌガオちゃんのお酒の会

inugaoちゃんのお酒の会が 神戸岡本にあります 
ミドリカフェでありました。

お燗の達人まっく次郎さん。朝日新聞のIちゃん そして 増本さんご夫妻をはじめ超豪華メンバー。

お酒のラインナップは滋賀の蔵元・増本酒造場さん、兵庫・灘の蔵元・安福又四郎商店(大黒正宗)さん、オーガニックな造りが独特な、千葉・寺田本家(五人娘)さん。

増本さん そないに恥ずかしがらんでも・・・

いろいろな楽しいお話を聞かせて頂きながら、またあっつあつの増本さんご夫婦の幸せのおそすわけをいただきながらの楽しいひと時でした。

忘れへんように 覚書かねて・・・

寺田本家のお酒五人娘はちょうど本をよんだとこやったので興味深々。むっちゃ個性的な糠の味わい。これは お酒とは一線を隔す別もんやと言う声も。でもはまるかも・・・・という声も。で お燗をつけると 何かが消えて飲みやすくなり それでもやっぱり個性的やったのが お燗冷ましになりますと、消えた何かがまたなんかより一層深くなって戻ってきはりまして やっぱりはまる人ははまるやろなあというほんまに不思議なお酒。で、これはやっぱり小豆入り玄米おにぎりに合いました。

近江藤兵衛純米吟醸のおりがらみは さすがおりが絡んでいるだけあって濃厚。なので 濃厚同志 豆腐の塩麹漬にばっちり合いました。マックお燗は五〇度位くらい。グー!

近江藤兵衛直汲み純米は ほんまに美味しい~~~で お燗はなんと 六〇度!!ほうっ・・・・・旨い!

薄桜純米吟醸 ぴんくちゃんは あえて香りを大事にしたいので45度のきわきわ燗にしてくれはりました。

次郎さん ええ勉強になりますわ。

大黒正宗は鶴の七年熟成のお燗五〇度手前が 抜群に美味しかったです。純米の梅乃樹よりアル添の鶴の方が私は好みでした。このへんは 隣のテーブルにやはったカドヤ酒店さんにじっくりお聞きしたいとこです。

肴は素材の持ち味が生きていて どれも美味しいごっつおうでした。

お豆腐も大根もつくねも皆美味し。


空間も素敵やし 飛び交う会話も耳をダンボにしたくなる 日本酒の深い話で、あっという間に時間が過ぎました。

お料理にちょっこし勝つお酒 ちょっこし負けるお酒。喧嘩するお酒。そして あいこのお酒・・・あいこのなかに そうっと寄り添うお酒と おもしろいように相乗効果でぐんぐんお互いが引き立つお酒。いろいろ。勝っても負けてもあいこでも どれもええのやと思いますけど やっぱりお互いが引き立つお酒がええな。それと お酒がちょっこし勝つお酒も私は好き。

今年のチョイスもさすがさすが!楽しかったです。イヌガオちゃん ありがとね。