酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

薄桜

今日から小川酒店も平常営業させていただきます。

今年も どうぞどうぞよろしゅうにお願いします。

あっという間のお休みでしたが ぎっしり実の詰まったお正月休みでした。いろんな 世界や町の動きを見ることも大事やな。って ほんまに思いました。

そしてそして 今日5日はカレンダーをみると大安。

お~~っ!薄桜のおやっさんが入蔵の日なり。

ある、おもろいお客さんからおしえてもろたんです。

多分ご存知の方も多いかと思いますが、この御蔵はええお酒なんやけど 非常に小っちゃいお蔵。なのでおやっさんも二つのお蔵をかけもってはります。かといって手を抜いていないことはお酒を飲んでいただくと一目瞭然ですが・・・・・・

で、毎年の伝統で、一本の電話もなく 年明けの大安の日におやっさん能登からきはるのです。ほんで 蔵元増本さんは きっとこれやろな~~~~っという確信を半ばもちつつ 駅に迎えに行かなるのです。そしたら大概はずすことなく当たりでして その電車におやっさんはのって 薄桜のお酒を 一生懸命お蔵さんといっしょに 醸さはるのです。

こういう あうんの呼吸っちゅうのか そんなん・・・・えええなあ。

未だに緒方拳さんを引きずっていまして、こういう呼吸のできる人間はこれからの日本をきっと縁の下で支えるで~~~とおもったのであります。