おばあちゃんが100歳の誕生日をむかえました。
おめでとうさん!!!
今日病院へ行った父母 妹 によりますと 肌艶もよく 綺麗な綺麗な手 指 爪で お祝いに送った花束花
をみて 手をたたいてよろこんではったそうです。
叔父が 100歳を記念して小品を編まはりました。その一部・・・・
夫の出征後 女手一つで子供3人と家業を守りながら 父の生還を信じ戦中戦後の厳しい時代をのりきった。
小笠諸島 父島にて 戦病死したという知らせを聞いた時 子供3人と号泣した姿は忘れられない。それでも父のみたまの加護と子供の成長を信じて頑張りぬいた。父と母に感謝し 万感の思いを込めて・・・父と母の歩んだ歴史から見えてくるものは何か?私自身の今日までの人生と考え合わせながら考えていきたい。
夫征きし日を思いつつ聞く寒の雨
出征の日 握られし手の痛さ忘れず五拾年。
父島に子供たちと行けたら
どんないすばらしかろと
藍より青くを見入るわたし
父島へ夏雲に乗り訪ねたし
亡き夫の加護受け 八十路なる敗戦日
核のない未来を孫に敗戦日
流れ星核禁止の世 願いつつ
これらは おばあちゃんの紡いだ俳句。
決して戦争はしてはならないと心に刻み 今母がいて私たちがいて子供たちがこの国に生きているということに手を合わせて・・・
そして 100歳を超える今まであたたかくしてもろた おっちゃん おばちゃんには 深い感謝の気持ちでいっぱいや。 そして そんなおばあちゃんは世界一のしあわせものやと思います。
そして この穏やかな日々がこれからも続きますように。