またまたやってまいりました。ヌーヴォーの季節。
けど わたし自身 新酒が飲み頃っちゅうのもなんだかなあ~とか 前ほどこの時をめがけて買にきてくれはるお客さんも年々少のうなってきている気もして、昨年同様、安いのんは大手さんにまかせて、高い旗だけ掲げることにしましてん。
その中でも特に注目が フィリップ バカレのヌーヴォー。
あのロマネ・コンティ醸造長の座を蹴った男、フィリップ・パカレ氏。
更に、あの自然派の大御所、マルセル・ラピエールの甥であり、自然派ワインの祖、ジュール・ショヴェ氏の最後の弟子でもある、パカレ氏。
彼の手がけるワインは毎年大人気となり
9年連続人気ナンバー・ワン!!
パカレ氏が、あえて『ヌーヴォー』(=新酒)ではなく、 『ヴァン・ド・プリムール』 (=一番目のワイン)という名前を付けているのは、解禁日に飲んでも美味しいけど 熟成させても美味しい奥行を楽しめるワインやから。
『本来のブドウの持つテロワール・エネルギーが、ワインに込められたものを、そのまま表現したい。』という パカレ。
さてさて 清水の舞台から飛び降りる気分でこの一本をあけました。
なんちゅう なめらかほんで優しい自然を感じさせるワインでした。
たしかに 皆が素直に美味しい~と感じさせるワインや。
厳選に厳選を重ねた葡萄をつかって醸されたパカレのヌーヴォーは ほんまに素晴らしい。ヌーヴォーの品種 ガメイ種は本来 このように繊細で美しいワインらしいです。
美味しいので思わず開けてしまいましたが ほんまは時間をかけて楽しみたいとこやった。
このほかにもジョセフドルーアン 岡山県人サムライ仲田のつくる天地人 あの超有名なルイジャドはハーフ。この4種類が 小川酒店がえらんだヌーヴォーどす。どれも ちょっこし高いけど美味しいです、