酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ビオ&純米酒・・無農薬 天然酵母

今度の土曜日にCODAでワインの会があって 呼んでいただいたんやけど むちゃ出にくい土曜日の上に 百円商店街と重なってしまいまして・・・!なので 資料だけ造らせて頂くことになりました。

テーマはビオ。調べてみるととても興味深いことが書かれていました。

ビオワイン(ビオロジックワイン オーガニックワイン) 自然派ワイン ヴァン・ナチュールなどは 大きな意味では 有機農法のブドウで造ったワイン。

更に認証されないと名乗れない ビオロジック ビオデイナミ等 もろもろ複雑にあるんやけど 結局 酸化防止剤も最小限 糖分を補うこともなく 天然酵母・・といった 自然の方法で造っても 耐えられるだけのパワーが葡萄にあることが大事。

やんわりと体に伝わる滋味 余韻に感じられる自然な果実味は 
一度経験すると忘れられない。

翌日 頭が痛くならないのも定説。

無理な色素抽出をしないので色が薄いが、
薄くても凝縮されたエキスが魅力。

濾過機を通さないことが多いので濁っていることがあるが、
この旨味がたまらない。

驚くべき自然のパワーで コルク栓を抜いても 冷蔵庫に保管さえすれば一週間は軽くもつ。

ほんまもんの醸造家は、販売目的の付加価値として自然派ワインを造っているのではなく、自分が納得のいくワイン造りに取り組んでいる方向が ビオワインとなっただけなのです。


ええこと書いてます。感動しいの私は むちゃ感動すると同時に これは日本酒ともまさに重なるやん!と また感動。

いつどこで誰とどんなふうに飲んでほしいお酒なのか ワインなのかを ちゃんと思い浮かべて そしてそれを構築できる感性も 蔵元さんや杜氏さんには必要やろな~

天秤搾りやったり 酵母無添加やったり 無農薬やったりと 昔ながらの製法で また自然の製法で仕込んだお酒もほんまに一緒や。

やっぱりやな。
ということに 今更ながら感じ入った夏の終わりでした。

いっつも 一人でちゃりでいくのやけど 今日は母を誘いました。
母もこれで夏もおしまいの花火に見入ってました。
そして 湖の駅にいって 山田牧場のソフトクリームをたべました。
お父ちゃん好きやったなあ~といいながら。