酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

琳派末学 三華展

蔵に行く日が変更になり めったに無い 予定の無い日曜日!

お母ちゃんとほんまにほんまに久しぶりに高島屋に行ってきました。

目的はテレビニュースでやってはった 琳派末学 三華展でした。美術にむちゃくちゃ造詣の深い友人&お客さんがやはりまして その人から今琳派400年で京都がものすご盛り上がっていることを知り ぜひぜひ観たかったのでした。

お祝いの花もすごいのです。盆栽もあり そのお花を見ているだけでも楽し・・

また 展覧会に飾られているお花も 花器といい生け方といい 見とれてしまいます。

もちろん 3人の作品は華やかで雅。空間の活かし方が粋な『松ノ絵糸目丸食籠』 小さい小さいのにそこに繊細でそして愛しい世界がある『唐子宝袋合香』  ものすごシンプルで簡潔!線が美しい『瀧青漆掻合四方盆』 『違色紙桐香合 八ツ橋絵』も惹かれますがな。『金銀梅図 福良雀香合』はむちゃ大胆で驚きの色合い。

一回出たんやけど もう一回見たくて戻りました。

琳派とは何ぞやという事ここに分かりやすく書かれています。

おりしも この会場を出てスグの所で、小川酒店にも少し並んでいます 古谷宣幸さんの個展が。黒釉も深い色で感動しました。唐津の中里さんとの関わりとか 穴窯とかききたかったんやけど よう聞けへんだ。(根掘り葉掘りの割に 気いちっちゃい


そして これが小川酒店に置いている古谷さんの器。ほんまに ええ器や・・・ぐいのみは奥さんの朱里さんの作品。

高島屋って すごい!ほんまもんが 普通に並んでいますのや。

濁し手の有田の柿右衛門もうっとり…むちゃさんがお酒の会で持って来はった チタンのカップもありました。

沢山のやきものや 吉岡幸雄さんの草木染作品などなど…久しぶりの高島屋やったので よりいっそう心が躍りました。

もっと行きたいところがあったんやけど お母ちゃんの足が悲鳴を上げ始めたので断念。