今年もラフォルジュルネびわ湖 が3日間 開催されました
テーマはナチュール 自然と音楽・・・ひとも音楽も自然から生まれた
私は仕事(イベント)盛りだくさんで ほぼ行けなかったんですが
最後の日のしかも5時過ぎから お尻をふっていきました。
まずは
稲垣聡 ピアノ 特に印象深かったのが メシアン。メシアンは今年のテーマに相応しく なんと、鳥学者でもあり 世界中の鳥の声を採譜した貴重な偉業を成し遂げた音楽家やったのです。音を聴くと色彩や模様などを連想するという共感覚の持ち主でもあったそうです。神学者でもあり なんか興味深い。まさに鳥の声のような旋律でした。「鳥のカタログ」より キガシラコウライウグイス 。 若沖や今森光彦さんと 視点がきっと重なるように想います
続いて びわ湖ホール声楽アンサンブル 本山秀毅
喜多酒造の蔵人さんTさんは もともと声楽をしてはって 本山さんをいたく尊敬敬愛してはりました。本山さんの指揮になると 合唱がまるで別もんになるそうなのです。ほんまに すばらしい。琵琶湖周航の歌 大地賛歌。琵琶湖に響き渡りまして 満員そして大きな拍手。
合い間にちょっと外へ。夕暮れ時の琵琶湖。マジックブルー
最後は ながらの座座カルテット!これは必見。ハイドン:弦楽四重奏曲 第78番「日の出」
色々思うのです。お酒もそやけど 嗜好のもんやし 好き嫌いっちゅう部分もありますのやけど 優劣をどこかでつけたくなりまして。それは 完成度?もあるし でも やっぱり池島さんの言葉 心が動くかどうか・・・やろか?これは 正しいよりも 愉しいということにも通じるのやろか?
私の聴いた3つのミニコンサートは どれも大満足でした。
とりわけ 最後の座座カルテットは まさに心がゆるやかに 心地よく動きました。座座なので 愛着もあるのかもしれませんのやけど 最後を飾るにふさわしい時間でして そのあと 湖岸を自転車で帰るときの心地よい事。余韻もコンサートの醍醐味。
来年はきっとちゃんとチケットを買って 梯子をしたいところです。
けど またなんやらかやらと イベントが重なるのやろなあ。