酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

権座 産学連携プロジェクト

小川酒店は今ちょっこし 権座づいています。

というのは 大津高校の家庭科のひとたちが 権座の米粉をつかって 美味しいお菓子を作って 今月の30日 ハローウインの日に 大津パルコ前で出店販売しはるのです。

先生も生徒さんも よい感じのひとたちで ほんまに楽しみながら一生懸命や。

今回も米粉をとりに来はった際 こんなかいらしい南瓜クッキーを持って来てくれはりました。

権座の米粉プロジェクトも こういう人たちのおかげで続けられていることに感謝です。

はたまた 成安造形大学の加藤先生からも 嬉しい連絡がありまして 成安造形大学の中にある結というレストランで 権座をおいてくれはることになりました。

そして 今日22日土曜日 成安造形大学で権座の大西さんの講演があるそうなんです。

権座のようなPBは 最初は情熱も勢いもあるけど 年数がたつとそれが無くなって行き 結局先細りになり無くなるという事も多いのですが 権座はますます元気。

大西さんの座右の銘・・・「ロマンとそろばん、仲間との楽しい農業が明日を拓く」とありますように 大西さんたちのネットワークの良さ 農業経営の賢さ 人柄の良さ そして 喜楽長に酒造りを依頼しはったことも 良かったのやろなあと思います。

この講座は連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」の中のひとつ。

ホームページによりますと

近江学は、近江という地域固有の風土を改めて検証する学問です。20世紀後半の日本人は、大量消費・大量廃棄の暮らしをひたすら追い求め、優れた素材や技術、豊かな暮らしの知恵や自然観を切り捨ててきました。
この50年間に私たちが失ったものに思いをめぐらせ、過去の記憶を手がかりに、ごくあたり前のものの内にひそむ美しさ、かけがえのなさ、本来の豊かさを未来に向けて再生しなければなりません。
文化とは人の営み、すなわち「暮らしのかたち」のことです。「近江のかたちを明日につなぐ」をテーマとした連続公開講座は、地域の素材と向き合いながら、それぞれの活動や表現を通して独自のかたちと技を求めつづける方々による講演と対談です。
そこにしかないモノと心の統合された豊かな文化を、未来に向けていかに再生するか。21世紀を生きる私たちの、新たな生き方につながる手がかりが見つかるに違いありません。
成安造形大学附属近江学研究所

ええ話や。

成安造形大学は美冨久酒造さんともつながってはって ラベルデザインや職場体験もしてはります。

小川酒店も若い学生さんや作業所のひとたちと こうやって繋がることができて それだけでも嬉しくなります。

30日は 大津パルコへ~また 成安造形大学で権座を呑んでくださいね~~