酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

喜楽長の蔵訪問 & 朝市のお酒えらび2

さて 朝市のお酒選び。

浅見君が このために表をつくってきてくれはりまして。

番号が瓶に打ってあります。

シャチョウもわろてはりましたけど

無濾過生が やっぱり皆の心を掴みます。

アルコール度数が19、9もある本醸造生原酒27by。これ木の実 栗感を感じ 囲炉裏端で お味噌なんぞをなめながら呑みたい。しかも これは 一般に市販していないれあ酒。

満場一致でこれに決まりました。値段もやす~~~

次はちょっと高いけれど純米大吟醸50%磨きの28byと29byの兄弟。これは ひややと29byの今年のがよかったんやけど お燗をすると 28byが化けはりました。新酒やと サーマルタンクで売らせて頂く予定やったんやけど このころはやっぱりお燗なので 

もう一本は 私と浅見君の思いで 六方をぜひ。

というのは1で書いたお酒 美味しいのになかなか動かないお酒が この六方の定番火入酒なのです。無濾過生は そこそこお客さんもついてくれはって 大丈夫なんやけど 火入が動かへんのです。そんけいする さかえやの宮川さんとこは この定番酒がむっちゃ動いているそうなので お酒の質は申し分はないのです。なので ぜひぜひ 朝市でお客さんの意見も仰ぎたく。

実は人気があったのは六方の無濾過生やったんです。チーズと合せても 感動するくらいよう合うたし、最後まで皆さん生原を好んではったんやけど そうなると 生原酒ばかりにもなるので 迷った末 火入に。

これは きっと売れ行きとしては 紫らべるのように多分べったこやと予想しますのやけど それでも良いのです。地味な定番酒は そのお蔵の隠れたお顔なのやさかい。四家さんと喜多さん 麻優子さんが醸した美味しいお酒。お楽しみに~~