酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

情熱大陸

長いだけがとりえなんやけど、草木染めの新年会が先生宅であった。あの嬉しい木の机で皆が勢ぞろい。色々なおいしいご馳走がまた素晴らしい器に載せられて一流の料亭さながらリッチな新年会。お漬物を漬ける器がまた良かった。先生いわく、四国徳島の大谷焼きからこのめちゃ重いおつけもんをつける器を、なんと手で持って帰ってきはったそうな・・先生の器にかける情熱も生半可やない。
暮れは忙しくてぜんぜん染めてへんかった。よっしゃ!これから頑張ろう。ちょっとでも草木の有難い大事な生命が感じられるような美しい色を染められるように。先生はいつもおっしゃる。「おばはん染め(単に染まったらええという染め)やったら来てもらわんでええ。」男先生の色にかける情熱もまたまた生半可やない。おふたりの熱い情熱大陸とともに過ごした後、私はとても凛としたやる気をもらって帰ってくる。でもうちに着くと、へらへらまあええか・・・のあほなおばはんになってしまう。

情熱大陸のご子息の作った脚立。さすが!
特に私のお気に入りの備前の急須。