酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

耳寄り情報

鈴正宗の鈴ちゃんこと矢尾さんに、庄やさんのこともあり電話をしました。

「はい、やおで~す」といつもノリがええ。聞くと、普通酒・特本の生のお酒はもうすでになく、残念。プリンスで感動した際、すぐに注文すべきやった・・時すでに遅しばっかりや
であるのは大吟醸美鈴・喜元盃・・これがサーマルタンクで何年も寝ているそうな・・・・これは利き酒会で超抜群においしかったお酒。でもこれは予算があわへん。

で耳寄り情報!特本の生の2年もんが3度の状態で100本強ほどあるそうな・・・「しゃあけどな、日本晴れでっさかいあかんかもしれまへんで。あかんかったら捨てよう思てまんねん。」電話の向こうで舌を出してはるのとちがうやろか

いつも軽そうに見えて実は重い鈴ちゃん。私はこの年になってことの裏の裏を知ることを覚えましてん。鈴ちゃんは、並々ならぬこだわりの蔵元さん。庄やさんの話をしたときも電話の向こうで眼がきらりと光ったのを感じましてん・・・
やっぱりここは、知る人ぞ知るの隠れ家のお蔵さんや。絶対庄やさんで鈴ちゃんを輝かせてみせますえ~

とりあえず一本送ってもらうことになりました。どきどき・・・・・これが良かったら、庄やさんのラインナップ決まりや!あかんかったら、普通酒でいくか・・・・・でも普通酒は感動を与えるのがむずかしいさかいな・・・・・迷いながらのお酒選びもまたたのし。