酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

富田酒造ご来店

初めて富田泰伸さんがご来店になりました。とはいえ今までも2回お見えになったんですが、たまたま定休日、そして私が留守。ということで今回初めてのご来店となりました。

しかも蔵人さんも3人おいでになったので、ちょっと舞い上がってしまって、何を喋ったか・・・

色々お酒の話をしたと思いますが、面白かったのが前田君の天地の唄。これは決してよくないお酒ではなく若い!ということで、裏の冷蔵庫に冬眠中やったのですが、もうだいぶ味も乗ってきているとのこと。しかも泰伸さん曰く、「開栓して3日後に呑んでください」やて!
ええキャッチフレーズや

これからは熟成という事ももっともっと考えて行きたいと。それと東京を意識しているとものすごく言われますが、生まれ育ったこの場所が原点ですと、熱く語ってくれはりました。

泰伸さんのブログに「その色々な動きがバラバラではなく、それぞれどこか繋がりがあり、それらがまとまると大きな動きとなる。そんな動きがとても好きです。そうありたいと思います。」とありましたが、泰伸さんと話をしていると、ほんまにそういう生き様を感じます。前向きで素直で謙虚。きっとこの蔵はますます伸びていく蔵やと思います。来年はあの・・・あの・・・・渡船にも挑戦されるそうです。蔵人さんはあまりお話はされませんでしたが、ええ感じの人でした。ええ感じ・・・・ということはとても大事やと思います。

お一人女性のMさんはえらくうちの包装紙を気に入ってくれはりまして、私も嬉しくなって1枚差し上げました。そして帰り際ぎりぎりに迷った末、篠原焼の徳利をお買い上げくださいました。おおきにです。

木之本よりはるばるお越しいただき、ありがとうございました。以前ブログにも載せさせていただいた燦坐さんのご縁も富田さんのおかげです。ちなみに燦坐さんは泰伸さんのことを「富田のボン」とお呼びになりますなんか可笑しいけど申し訳ないけど、ぴったしかんかん・・・かも。これからも富田さんの心のこもったお酒、大事に大事に売らせていただきますね。