酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

昨日の続き

今回神奈川のお客さんをお連れして、行きなれている蔵元さんを再認識することが出来ました。ほんまにええお酒・人やな。ほんでええとこやなあ。

上原酒造の川端(かばた)の風景。川端の水とお母さんのおつけもんの美味しさ。
「迪(みち)に恵(したが)へば吉。」富岡鐡斎が太田の蛙声庵で書いた言葉。中国の古典「書経」 「人の道を歩めば吉。 怠ることなく、荒むことなく、ひたすら勉め励むべし」 という意味。「迪恵吉」はいつもお酒のキャップに書かれてありますが、燦坐さんにその書をお見せしながら、まさに言葉通りのお蔵でありお酒やなあと思いました。

吉田酒造さんのまん前に広がる琵琶湖の美しさ。

ものすごええお天気で、湖面がきらきら光ってそれは心洗われる時間でした。
思わず平べったい石を投げて、三段飛びをしてました。

今回初めて見せていただいた樹齢200年の大木。触るとあたたかです。

吉田さんはなんとこの木の横でねておられるのやそうです。だからあのやさしいお酒が産まれるかも知れません。

沢山のお酒を利かせていただいて、また丁寧に対応していただいてありがとうございました。

魚紳さんでのごっつおうも生まれて初めて食べた噂ののどぐろの蒸し煮。
美味しい!!スープがこれまた絶品!

ぱんちさんところでは、昔の松の司の旨さに皆が驚いてはりました。
けらもすのマスターにもあえて

魅惑の一日でした。ご馳走様でした。

それぞれに個性溢れる、あたたかで真摯なおもてなしに、燦坐さんは大喜びしてくれはりました。