酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

神開

朝市のお酒を決めに、お客さんから要望の多かったお蔵 神開さんへ。

ここの専務 イケメン東山紀之こと 藤本さん。喋らはると赤井秀和?!メチャおもろい・・・・爆笑!こんなキャラははじめてや。

10月の朝市には初お目見え。この人に売ってもらえれば、朝市盛り上がる事間違いなし。

前にも書きましたが、実に潔い蔵。酵母はほぼ9号のみ。お米は5百万石と山田錦のみ。今日試飲させていただいたお酒は日本酒度 全てプラス4。迷いが無くすっきりさわやか。・・・・ほんでおもろい。

さて試飲させていただきました。

直ぐみの大吟醸純米吟醸、そして吟醸。どれも味があって美味しい。ほんまに直に汲んではるそうなので、前半と後半では味も違い、「ロシアンルーレットですわ。」やて。

特にこれはめいり酵母なんですが、大吟醸は味わい吟醸。これだけしっかりした大吟醸は久しぶりです。そして純米吟醸も初めての味。酸がしっかりしていてこれが神開の純吟と主張する味でした。

そしてお客さんから声の多い、神開古酒の登場。

まずは5年古酒 吟醸ひやおろしひやおろし吟醸がぱっとせんかったので、常温で常置して5年なり。これがまた色は山吹色ですが、老香もせずものすご美味しいのです。さらに、1800ml1本きりの10年古酒はますますかれた味わい。思わず笑みがこぼれます。専務さん曰く、すき焼きに合うそうです!あと20年古酒も180mlばかりあるそうで、もしかすると朝市に持ってきてくれはるかも知れません。以前古酒が美味しいそうで・・・とお話したら売れ残ったんをおいといただけですわ~と笑いながさはりましたが、いやのうのう・・・偶然ではなくなるべくしてなった、誇れる神開の古酒なんやな。ちなみにこの古酒は4合瓶なんと1500円。

折りしも10月は朝市4周年。この色付の3種とおもろい専務さんがおめでたい朝市を飾ります。こうご期待!


専務さん・・・・くくくっ へんなやっちゃ!

今日気づいた事。私は香りに鈍感なんや。セメダイン香・・・セメ香が私にはあんまりわかりませんでした。まだまだ修行が足りません・・というか、もって生まれた鈍感?ショック!