酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 神開の巻

朝市のお酒を選びに 神開さんの御蔵へ。今回は父の日です!!

ここもつい先日姉さんと尋ねたとこなのですが、今回は目的が違います。

シャイな藤本センムですが、今日は営業の海老蔵さんがお経を読んではるので(お坊さんなのであります)、ガンバってくれはりました。

しかも今日は特別ゲストにおけいはんが来てくれはったので 
なんかセンムさんと ボケと突っ込みの漫才みたいになりました。

かいらしい槽をはじめ、やぶたの搾り機等お蔵を見せていただいた後。


よりいっそう気合の入る利き酒となりました。

神開さんとしては 初夏に飲みやすいお酒ということで爽やかな新酒をと 9号酵母と7号酵母の純米とさらに センムさんお手製の9号と7号の5分5分のブレンド酒 1801酵母純米吟醸 その原酒と加水もんを並べてくれはりました。それだけでかなりの数。が、ほぼ 皆さん一致で 7号酵母の原酒に決定!!

後の2本ですが、なんか深い味わいの熟成がここのお蔵の魅力にも思えまして センムさん何度も倉庫に・・・そして久々の玉栄とラベルにあります 甘目に仕上げた玉栄の純米1801酵母の1年もんが登場!が これ 4合瓶で3本のみということで これは倖屋さん行き。私はむちゃ 好み。

ひしゃく酒 一番酒もなかなか 素敵や。

これは 1801酵母 純米吟醸のええとこどりで しかも温度をちょっと高めにして冷蔵貯蔵してはったお酒。私はこの方が好きや。

大自然(純米酒のBY違い 玉と吟のブレンド火入加水もん)もやけど 今小川酒店の人気商品なので あえて朝市にという感じでもないかも。

更に熟成もんをと埃にまみれて出してきてくれはったのが 山廃吟醸 の古酒11年もん 枯艶珠 これ 美味しい~~~~~~~~~~~~~掌であたためると よりいっそうふくらみが出てきました。これはちょっこし高いのですが 父の日にはぴったりやん。ちゅうことで これも決定!

これは 解脱していまして 逆さにしますと きらきらと澱が輝いています。

夏にはみかん酒も 爽やかでおいしかったんやけど 味わいが平坦。それに比べて その横の梅酒がこれまた吟醸古酒11年もんで 深~い味わいやったので こっちに決まりました。

というわけで 初夏らしくないかもしれへんけど・・・・ほんまに 季節的にどやろという不安もありますが、 時を経た素晴らしい熟成酒が 2本選ばれたのであります。

初夏らしい7号酵母純米酒と 熟成酒どっちが人気かは 楽しみ楽しみ。
 
なごなりましたので 続きは