酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

修道院にて

昨日は敬虔なクリスチャンの女性がお見えになりました。林´´君が布教活動をしてくれはった、府立医大の学際で雪花2006に出会われたのがご縁で、伏見から電車に乗っておいでになりました。

この女性は昨年、北海道のトラピスチヌ修道院にて、クリスマスの日に美味しいデイナーを召し上がられたそうです。普段は本当に質素なお食事で、その日も修道士さんたちは菜食主義なので肉魚は召し上がらなかったのですが、おもてなしの心をとても大事にするというのがここの考え方でもあり、修道士さん自らの豪華な手料理で迎えてくださったそうです。サーモンの燻製や、チーズも丸ごと、ワインも樽ごとスペインから船で運ばれてきて、外は一面の雪景色!何もかもがすばらしく、一生涯で忘れられない晩餐でしたとのこと。

トラピスチヌ修道院といえば、私が初めて一人旅をしたのがここ、函館。中には入れませんでしたが雪に埋もれた修道院とマリア像は今も鮮明に心に残っています。多感だったあのころ、修道院にあこがれていたと記憶しています。青函連絡船、函館の十字街をはしる路面電車函館山の夜景、札幌雪祭り・・・・懐かしいなあ。あれから20年や。

そして今回送らせていただいたのは、京都の修道院の各国の神父さんたちが集まる会。
やはり素晴しい丸ごとチーズや樽ごとのワインなどが並ぶところへ、雪花2006喜楽長あらばしりが・・・
で、皆さん大喜びやったそうです。これからは是非とも日本酒を贈りましょ!と思われたそうです。ありがとうございます。