酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

うれしいお客さん

これこそ自慢ですが、小川酒店のお客さんほんまに素敵な人が多いんです。

皆それぞれにええ感じですが、はるばる東京からと堺から・・・・ほんまにモデルさんかと思うくらいの素敵なご夫婦がちょくちょくおいでになります。どちらも近江の地酒とその風景に惚れてくれはったのです。とても心豊かなご夫婦なので、いつも話しに花が満開になります。特にお酒の話をされるときにはめちゃめちゃ幸せそうな笑みを浮かべはります。

そして今日は堺のお客さんがご来店。作業所で買われた一本100円の桜の木が10年以上立って大きく育ち、お風呂場からもそして居間からも絶景・・・・なので桜のシーズンになると友人が集まって酒宴がはじまり、お風呂にもゆるりゆるりとお入りになってたいそう喜ばれるので、毎年の恒例行事になっているとか・・・朝市にもおいでくださったのですが、その時の薄桜の純米18BYがその酒宴で大好評!!やったそうです。

自宅でお花見なんていう最高に贅沢な、そんな光景を思い浮かべただけで、こっちにまでその喜びが伝染して、また誰かに伝えたくなります。

さて明日は折たたみ自転車(これがまたかっこええ自転車!本格的!)に乗ってマキノの海津大崎へお花見に行かれます。吉田さんに電話しましたら今六分咲き位ですが、明日あさってで一挙に満開になるでしょうとのことです。どうぞお気をつけて・・・・

あちらこちらからお見えのお客さんとお話をさせていただくのは、私にとって小旅行。
ありがたいことです。

世の中いろいろありますが、うれしい伝染はなんぼしても使い果たすことなく、ますます大きく燃え広がっていきます。店にいながらにして、心浮き立つ気分の私です。大津は桜の花びら絨毯。そして海津はこれからが満開の季節を迎えます。



友人からいただいた葉書 色っぽい・・・・