酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

はてな?

おなじみ辻一の辻さんはいろんな酒屋さんでお酒を買わはりますねん。

で同じ銘柄を置いている店も当然ながらあります。

で・・・はてな?

試飲用にいただいたお酒なんですが、うちで飲んだのとちがうお酒屋さんで飲んだのと印象が違うんですわ。微妙に時がずれてるかも知れへんし、あるいはタンクが違うのかもしれません・・・正直者且つ、ご自分のベロ・・舌の物差しを持ってはる人なので私としてはめちゃ貴重なお客さんなのであります。

辻さんの体調やら湿度やらご機嫌やら・・・・そんなんも合わさって出た印象なんやろうな。不思議なもんやなあ。

でも試飲のお酒を真剣に利かはる場合、それによって買うか買うまいか決定しはるわけですから・・・ある意味こわいものです。お酒が語るわけですから・・・・・

そうかと思えばもう一人の大事なとあるお客さん、ちゃりで一升瓶をお買い上げになり、それを2週間かかってちびりちびりとお楽しみになります。これまた最初の印象と最終章の印象が格段に違ったりするのでござります。なのでこの場合、最初の印象で後の印象までイメージされるか?そうか蔵元のもつ酒質を信頼してそのような飲み方をされるかというところが醍醐味です。実は前回お買い上げのお酒が後半・・・・・・やったのです。でも、いつも丁寧にそして楽しそうにそれをメールでお知らせしてくれはるので、ものすご有難いです。

縦横無尽に複雑に入り組んだ、味覚嗅覚の世界・・・・・・おもろいけどあなむずかしおす