酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

美富久さんへ

続いて7月のお酒、美富久さんへ・・・多分4度目??4度目になるとあつかましくも懐かしい気もしてきます。ますます、藤居さん 頼もしい顔つきになってきはったみたいや。

今まさに甘い旨いお酒の復活をしようとしている、ついさっき会ったあっ君・・・
やけど、ここ美富久さんは以前から甘い旨いお酒をごく普通に当たり前に造られていて
ほとんどのお酒の日本酒度はマイナスなんやそうです。

パンチさんもおっしゃってました。膳さんのお客さんもこのところ端麗辛口ではなく
甘い旨いお酒を・・・と注文される方が増えているとか。

優等生ではなく愛嬌があって、そして品のええ甘い旨いお酒。
これは私も今すごく大事にしたいお酒やと思います。

さて真剣な利き酒。ずらりと準備してくださったお酒。バランスのとれた大好きな い吟 純聖 ですが、この7月のこの季節に今っていう感じではないかも。 2年のときを経て 円熟した山廃渡船 もすばらしいのですが、やっぱりこの梅雨時の蒸し暑い季節には重いかも。

ということで 季節にあったお酒として 渡船 三連星20BYの最後の4本のにごり。そして一年半もんの19BY三連星。この2種は生まれたての真っ白な味わいと時を経てきた深みのある味わい。それぞれの美味しさを味わっていただきとう御座ります。そして吟吹雪 16号酵母で醸された夏用のお酒。これは氷をうかべて・・・・またはソーダサイフォンで。そして取って置きは今年インターナショナルワインチャレンジで金賞を受賞された大吟極醸斗瓶取り。前にも書きましたが全国新酒品評会の減点法ではなく加点法で選ばれたお酒です。桐箱に入ったお酒なんですが日ごろのご愛顧に感謝してこれを720ml 300mlで量り売りさせていただきます。

7月の朝市 藤居さんもおいでくださいます!