酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

里山みらいじゅく

今森さんらとさせて頂く楽しい深い企画 里山みらいじゅく 2009
のチラシ、ポスターができあがりました。きれい!すてき!

着々と段取りが進められて行きます。

で、私と尚美ちゃんの今回の担当は 絵本作家長野ヒデ子さん係。

長野ヒデ子さんを招くにあたり 長野さんのことなら何でも聞いて!といえるくらいこの作家さんの作品や人となりを私らなりに深く知る・・・・という係りなのです。これは今森さんがずっとしたかったことのひとつでした。

図書館にいったら、ものすご~~~い数の作品。大学時代大好きやった中川先生と甘い仲であることもわかりましてん。文も絵もヒデ子さんというのももちろんええのですが、内田麟太郎さんら・・・ほかの作家さんとのコラボレーションもまたおつなものです。

またミーテでの対談の中で、こんな素敵な文章にも出会えました。

・・・・・児童文学者の今西祐行さんが主宰されている「農業小学校」の絵本をつくることになったのです。山の畑で今西さんは、こうおっしゃいました。「人参や大根だって、太陽や水の力や、目に見えないものの力をもらって育っていく。創作も同じで、頭で考えるだけでなく、目に見えないものの力をもらって、それを発酵させて自分の中から湧き出して生みだすもの」と。

おかあさんがおかあさんになった日・・・・・・「子どもは生まれる話が好き。それは、いかに望まれて生まれてきたかをどこかで確認したい……それが生きる力につながるのです」すべては「生まれる」ことから始まります。赤ちゃんが生まれることで、お母さんも生まれる、お父さんも生まれる。おばあちゃんやおじいちゃんも生まれる。たくさんの喜びが生まれる。命が生まれる喜びを知ることが、自分自身を大事に生きることにつながる。だからすごく感動するんでしょうね。・・・ええ話や。

これから膨大な長野さんの作品のどれだけを制覇できるかわかりませんが、私なりにふかあく長野さんを知ることができたらうれしいです。そしてそして10月31日にはほんまもんの長野さんに会えるのです

チラシやポスターを置いてくださる方、張ってくださる方 お申し出ください。
飾っておくだけでも素敵な 切り絵「里山の生態系」のデザインです。