酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

喜楽長!!!

今月の朝市は 話題の喜楽長です。

ちゅうことで姉御と日登美ワイナリーをたずねた後 喜楽長のお蔵へ・・・

喜多社長がええ笑顔で丁寧に対応してくれはりました。

ここのお蔵は皆で選ぶ利き酒会でも3部門で琵琶湖賞を受賞した 実力派。

どれもぶれない美味しいお酒なのですが、朝市では、はるばる寒い中おいでくださるお客さんに、満足してもらえるような取って置きのお酒をみつけなければなりませぬ。そして、行った甲斐がありました!!

まずは 今年初めて商品化された話題の5年もんの天保正一 純米大吟醸
5年もんとは決して思われない 丁寧に丁寧に時が磨いたすばらしいお酒。
熟成とともによりきめ細やかなお酒になっています。こんな熟成酒ははじめてや~

実は大吟醸純米大吟醸の2種類を利かせて頂き、ものすご迷たんですが、濃醇な純米大吟醸のほうに決定いたしましたんや。これは500mlで2500円と高価なので、今回180mlの瓶も用意させていただき、極上のお酒をぜひとも味わっていただきとうございます。

さらに喜多社長がこっそり提案してくれはったのが 安くて美味しい本醸造にごり酒。これ新酒のときもおいしかったんですが、マイナス3度にて夏を越して秋も深まりさらに美味しい!ぬる燗にするとほわっと優しく広がり、ちょっと熱めの・・・・ぎりぎりの45度ちょい前くらいのお燗をすると、凛とした輪郭のあるお燗あがりをみせてくれました。

そして これがまた目玉ですにゃわ・・・・・コストパフォーマンスに優れた 純米大吟醸を窒素ガスを使って酸素に触れることなくそのまま瓶詰めするという画期的な器具をお借りすることになりました。10L入りのタンクに入って朝市にお目見えします。このお酒は山岡酒店のお酒の会で大人気を博した 味大吟。お料理にもとてもええ感じで寄り添い じゃんぼ君とにんまり今日の一押し!と笑いあったお酒です。

喜多社長が朝市においで下さるのはなんとこれが初めて・・・・ラベル作成までお手伝い頂、また前の晩から大津でお泊りになって朝市に望まれるという気合の入れようで、私らも嬉しくてたまりません。

さらに朝市のためのお酒選びが楽しくなって来ました。
喜多さん 姉御ほんまにありがとうございました。寒さも気合でふっとばしまひょ