酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

お酒と器の関係

昨日の日本酒セミナーの前に あひるちゃんがご来店。

とても興味深いお話をしてくれはったので早速セミナーにて使わせてもらいました。

それは舌の感じ方と 器のことです。

舌の先っちょには甘味をよりよく感じる場所があるので 口の狭い猪口でいただくと、甘味を感じやすくなります。イメージとしてはちょっと口を尖らし気味・・・

また香りも香りをそのまま受け止める形になります。

一方 口が大きく広がっている猪口でいただくと、舌の両側には辛味酸味を感じる場所があるので、先ほどの甘味も含めた甘辛酸苦・・・を口全体で味わうことになります。

香りは口が広いため 分散し あまり香りを感じにくくなります。 

口当たりも 京焼きのような薄い磁器であったり 備前のような厚いぼってりとした陶器であったり はたまた塗物・・・木であったり・・・・それぞれ比べると 違いが感じられるそうです。 

なので同じお酒でも器によって 微妙に味わいが違って感じられるというお話でした。

器も大好きな私としては むちゃ 興味深いお話でした。

あひるちゃん ありがとうね~

そしてそしてお誕生日に姉御からいただいたのがこれ!!宇宙や~
イヌガオちゃんに以前いただいた猪口と一緒に、私のお気に入りのまい猪口になりました。

なんかわからへんのやけど・・・・・・とにかくええ。ついつい手が伸びてそればっかり使ってしまう・・・・・っちゅうこのなんかわからへんのやけども、もしかしたらすごく大事かも。