酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浅茅生!!!やります!!

さて 利き酒の時間になりました。

平井さんは 酸を出さない・・・・初心者向けのお酒を造りたい・・・などなど 独特の想いをお持ちです。

またできるだけ 早くに火入れをしはるので 基本的にこのお蔵のお酒は4月以降は火入れもん。

なのですが 唐崎にある ときわや酒店さんからの提案で生まれた 無圧搾り・・・は 限定にてとっておいてもろたので この6月に平井さんのむろか生のお酒が飲めるわけです。

無圧搾りは2種類。吟吹雪と渡船。

この吟吹雪は上等やそうですし、渡船は田上産というこれまたレアモン。

どちらも味が乗っていておいしい!吟は柔らかくまさに今飲み頃!以前は玉栄を使ってはったそうですが、このごろ吟吹雪が蔵によう合い、造り易いそうです。 渡船はピークまでもうちょいというところがまた魅力で、渡船独特の酸が感じられます。姉御いわく舌の両脇に酸を感じるそうです。 

続いてこれまた期待の本醸造のBY違い。一年もんと新酒。どちらも火入れ。

一年もんのほうが辛く お燗向き。そして新酒はなんか生みたい・・・ほんで純米みたい。これには 姉御とびっくり仰天しました。これぞ本醸造といいたくなる1年もんと純米の生みたいな本醸造の飲み比べが非常に楽しいと思います。

ちなみに平井さんは 本醸造のような飲み飽きしないそして切れのよい純米酒を造るのが目標なので この本醸造はその逆バージョンとして 興味深いです。

さあ 地元の小さくてもこのごろぐんぐん評価が高まってきている 平井商店の浅茅生! おたのしみに。
左から 1年もん本醸造 新酒の本醸造 そして無圧搾りの 吟吹雪 そして 渡船。

みな違って、それぞれに美味しいよん。