酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浅茅生の平井商店さんへ

今月の朝市は 灯台もと暗し・・7年もしているのに きちんと扱った事のなかった
平井商店 浅茅生さん!!

で職場体験の3人さんをお連れして伺いましたんや。

一生懸命平井さん 子供たちに熱く語ってくれはりまして 有難うございました。

どうやってお酒ができるのか。蒸留酒との違い。
菌は人間と一緒で 36度くらいが一番元気。
火入れ殺菌の話・・・・酒造りに、パスツールより以前から火入れ殺菌の技術が生かされていたけれど これは関東ではなく関西にのみされていたという話。
またかつては大津百町といいまして、百町のなかに77もの酒蔵がひしめいていたそうな。

人間と一緒で 寒うなったら暖めてやる あったこうなりすぎたら こんどは冷水の入ったホースを巻いてやる・・・には 3人さんもほう~~~っと。

富田さんのお蔵に行ったとき、電球が灯してありまして、ムード造りですか?と笑いもって尋ねたら、確かに夜中これをみるとほっとしますねと。

実際は暖めるための方法であったわけですが、この威力すごいらしいです。素人感覚では タンクのほんの一部の前に電球を置いてもそんな効果があるとは思われへんのですが、すぐ前のところが暖まっていくと連鎖反応をおこして 面白いくらいにタンク全体が暖まっていくそうや。

当日の朝は毎朝たべてはったヨーグルトもやめてもらい望んだ生まれてはじめての蔵見学。何かを感じ取ってくれたやろか?

このあと姉御と合流しまして 利き酒たいむとなりました。続・・・・