酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉の宴

姉御追悼のフィナーレの宴(たぶん・・いやいやまだまだ続く??) Aさんご夫妻が主催の 旬眞案の不老泉の宴がとり行われました。

あひるちゃんがブログにないすにアップされているので 見てくださいね・・・・って これよう姉御がつかってはったわいな・・・

本当にすばらしい楽しい時間でした。

績専務が お料理に合うお酒を必死で考えてくれはったので これらのお酒をできるだけええ温度でサービスできたらうれしいなあ・・・・っと、マック次郎さんの 助言をたよりに とにかくお燗・・・・・・が テーマの私でした 

で績さんと次郎さんと少し早めに現場に到着してお燗温度やお酒を利きました。

びっくりしたのは。紫ラベル。あけてみたら若い!!・・・・で いじめたりましょ・・・・と 私がちょっこしと上下さかさまにしましたら 績さん 片方の手をぐるんぐるんとかなり激しく回さはりまして。そしたらお酒がまあるく変化しました。

そんなんで ひやではかたかった紫ちゃんは ひやでも十分に楽しめる味わいになっていました。

でもやっぱりお燗つけたい・・・・と。中途半端なお燗より なんと70度をこえる飛び切りお燗が とてもよかったのでした。


山廃純米吟醸中汲みはうっかりしている間に 飛びきり燗に・・・あわてましたが さすが酒質のしっかりした不老泉!もちこたえました。が、するどいきたいちゃんには きらきら感がな~いと言われてしまいましてん。

ようやっと味ののってきた よしのぼり・・・のたかね錦 生原酒は お燗安心!ほっとけお燗とおもっていたら どっこい!なかなか難しく 45度くらいがぎりぎりのお燗がピンポイントでした。

次郎師匠に手取り足取り教えてもらいちょっとは 勉強になったと思います。

眉間にしわを寄せるのではなく 目尻に目を寄せるっちゅうお酒の飲み方がやっぱり一番やと思いながらも ちょっと階段をひとつ上がりたいという欲がありまして・・・・・・次郎さん おおきにおおきに。

全体敵に・・・熱めにお燗をつけると 輪郭が凛として切れもよくなるので いろんなお料理に合わせ易くなり、そこから段々下がってきて旨味や甘味がでてくると 逆にお料理に合わせるというよりは 単体で楽しめるお酒になるようです。

温度計は一切使わず マイちろり マイ猪口ご持参で酸の按配と指で感じる温度にて お燗をつけるマック次郎さんはやっぱりすごい。

どのお料理もやさしい上品な味わいあの辻一さんも いたく感動!!庭も打ち水がされていて お店の方も皆 ええ感じや・・・・
いつ伺っても それは感じます。

ほんまは パンチさん主催の青空の遠足に行くはずが・・・・・延々と時間が過ぎてしまいましてタイムアウトになりました。

が 温かで心遣いの素敵なAさんのお陰でほんとうに ええ宴となりまして 私は天国の姉ごと一緒に幸せな美味しい時間をすごすことができました。いろいろなご縁に 深く感謝するばかりです。

ありがとうございました。