酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

カウサ・レジェーナ

朝市の前後はいろいろ楽しい勉強をさせてもらえるのです。

朝市の盛況を願って飲む前夜祭。そして 終わった後 ちょっこし残っているお酒を楽しむのもいとたのしおかし。

昨日は 幼馴染のNちゃんが訪ねに来てくれたので プチ宴会。

ペルー料理カウサ・レジェーナをご持参。マッシュポテトにアヒという黄とんがらしのペーストやレモン汁を入れて混ぜて シーチキン・アボガド・玉ねぎのみじん切りをサンドします。とても馴染みやすい誰でもが美味しいと思うお料理やのに 味わいは生まれて初めてのペルー料理。これ さっぱりしててほんまに美味しいのです。御馳走様。

まあるく ケーキみたいにして上にゆで卵やオリーブを飾らはることも。

私も大根カナッペなるもの(大根の薄切りに梅干とか味噌とか鮎の炊いたんとか 蜆の炊いたんとか色々のっけるだけなんやけど お酒によう合います)とか 糠漬とか大根の醤油漬けとか日本食をしまして。

そして登場したのが 和泉さんのチーズ。

いつも外れがありません。そして 必ず日本酒に合うのです。

トム ド サヴォアは 噛むとナッツのコクが、そして爽やかなミルクの風味が広がって、12年もんの大吟醸に す~~~~っと合いまして ほ~~~~って言いながら拍手。

青かびチーズ フルムダンベールは 9年もんの純米吟醸に合うであろうと想像していたのに 実際はなんとしぼりたての特別本醸造に合いましたんや。説明書をよみますると 青かびの中では特に風味も穏やかで優しい オーヴェルニュ地方のチーズということで 納得。

Nちゃんはどれもおいしいけど 一番好きなのは9年もん純米吟醸やそうです。不思議な第六感を昔からもっているNちゃん、マチュピチュにも訪れ マヤ暦にも長けた人なので 好みのお酒もNちゃんらしいわ。ますますこれからも目が離せない楽しい友人どす。