酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

神開 利き酒の巻

まずは神開。

左が一昨日かきました 40年も前から取り組んではった大自然・・・ほんまに 大自然のようなおおらかさを感じさせるお酒。スローフードジャパン燗酒コンテスト2012(主催:スローフードジャパン・酒文化研究所)で金賞を受賞したお酒です。

その後 さらに 低アルの14.5も登場。今年から吟吹雪から玉栄にかわったんやけど 遜色のない味わい。これなら 愛飲してくださっている ハンナさんにも安心してお届けできます。

前に14.5について、こんなコメント頂きました。

ストライクです。ど真ん中です。素直に美味しい。第一印象はお酒っぽくない。何にも考えたくない 疲れ切ったときに そっと寄り添ってくれるお酒。話しかけも励ましも突き放しも何もしない、ただそこにいるだけ…そんなイメージ。・・・上手に表現しはるわ。

続いて 久しぶりに使わはった玉栄のやや甘口バージョンで1年もん。搾られたときには甘みが突出してたんやけど時と共に旨味が乗ってきて 今とてもええバランス。

ノーラベルは こしひかりの契約農家さんの有機のお米で醸されたお酒。くりあ~

そして 今年の新酒はその玉栄を辛口に仕上げはりまして 酵母違いで7号 9号。プリンスの利き酒会の時には酸が効いている7号がええと思てたんやけど 今9号も味わいがふくよかでええなあ。

一番右が 55%磨きの1801酵母純米吟醸。1801号ならではの馥郁とした香りにしっかりとした味わいが合わさって

大自然と14,5のような 飲み飽きない 優しい火入のお酒と<旨味がちゃんと根底に感じられる 無濾過生の特別純米 そして 豊かな香りも加味した純米吟醸・・・それぞれにコンセプトがしっかりとしていて ええかんじや。