酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

嬉しいわかもんのご来店

昨日は 店の終わりがけに 嬉しいお客さんがご来店になりました。

二二歳の学生さん3人。

むっちゃむっちゃ熱心にお酒を選んでくれはりまして、金亀の白の生をご購入。

そのあともう一度ご来店になり お燗してうまいお酒を・・・・と。

色々お話しを伺うと 日本酒に対する熱い想いをもってはって 私は嬉しゅうて嬉しゅうてかなり熱弁してたとおもいます。

あんまりうれしかったので最後の最後の1本(というのは1800mlもついこないだ最後の一本がお嫁に行き 残るは4合瓶が一本のみ。これで 完全におしまい。しかもすごい美味しいし。)の酒母四段を この学生さんに飲んで頂きたいと奥から出してきました~これで 酒母四段も本望や

それと 不思議なお酒金亀 90%も~
ライスワインどす。園田杜氏の顔を浮かべながら これも語らせてもらいました

今はまっている  箕浦さんの本によりますと 利き酒能力は若い時に鍛えておくことがとても大事やと。あるお蔵で お酒を利き酒してたら なんと三歳のお子さんが(大昔の話しなので 未成年うんぬんは 時効ちゅうことで)一番利き酒能力にすぐれていたそうな。

なので この二二歳のわかもんの きらきら嬉しそうな眼がことのほか嬉しかったのであります。

五〇歳を超えると ますます感性は鈍っていくそうですが 優れた人はそれを後世に伝える役割を担うそうです。

私も まだまだへこたれんと頑張るつもりですが こうして伝えるおばちゃんになることも大事やし、していきたいです。

幸せなご来店 ありがとうございました。また来てくださいや。

酒と醸しイベントに 今回初の参加をしてくれはる若水の作ちゃんも 期待のわかもんの一人です。その作ちゃんの お客さんが 東京の串焼き 相模屋さんに北島のお酒を広めてくれはったのです。有難い連鎖はどんどんひろがりつながっていきます。