酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

日登美ワイナリー

日登美ワイナリーの岸本社長がご来店。

根掘り葉掘り 質問責めにさせてもらいまして ええお話を聞かせて頂きました。

ここのワイン むっちゃ丁寧に作ってはるのです。

痛んだ葡萄やと そこからどんどん腐敗が進んでいくので 安い大手さんのワインは腐敗防止の亜硫酸塩をかなりいれはるのですが 日登美さんはごくごくごく僅か。ゼロに近く ゼロのんもあります。

そして 信頼のおける農家さんの手摘みの葡萄を使ってはります。

同じ葡萄でも つぶれたりしたものも入った葡萄(聞いてびっくり!大雑把なところでは 蛙やトカゲも入ってるとか~~~!ぎえ~っ)と 厳選された葡萄とでは価格も大きく違うそうで、そういう意味では日登美さんのワインは むちゃコストパフォーマンスに優れていると思います。

小川酒店でも大人気ですがここは 種類が多すぎるので ひとつひとつ確認するのが出来ておらず、h3がメイン人っています。なので ほかの日登美わいんも知りたくて色々お話しを伺いました。

ええ赤 そして 白をチョイス。

さらに 満月の夜28日までに飲んでほしいという不思議なワインも入りました。ちょっと 魅惑的。

これは 自然酵母発酵 参加防止剤無添加・・ゼロ!  のLuna Plenaっちゅうワインです。
アルコールが16度もあり 又酸がアクセントになっているので飲み飽きせず、心地よく酔いがまわってきます。

今、とてもおいしいので買ってすぐにお召し上がりいただきたいという想い、そして、瓶内のワインの動きが醸造の点から読めない状態にあるので こういうことになったそうです。

いったん醗酵が止って2ヶ月になるのですが おもしろいものでまた思い出したように醗酵しはじめるということも あるそうです。ほんまに ワインの世界もふしぎふしぎ。

小川酒店の裏にあります 月夜にもあります。まさに 月夜にぴったり!のワインです。