酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大倉

奈良駅から、電車にゆられ、五位堂駅で降りて大倉本家に到着。

大倉さん、到着するなり樽ちゃんと下ネタで大盛り上がり。コマネチ!やて。

また 蔵見学のときも、面白おかしく話してくれはるので、大笑い。なんちゅうおもろい人や。

散らかってますねん。目つぶって歩いてくださいとか。

飼料米ホシアオバ、オオセト、神力、ヒノヒカリ、雄町、愛山、備前朝日、オオセト、ヒノヒカリなど、なんでこんな沢山のお米を使うのですか?と樽ちゃんが尋ねると、たばこと一緒ですわ。中高生の時から吸うてましたけど、こんな沢山の種類があると、色々試してみたくなるのですわとか。

でも歴史をお聞きすると、かつては6000石の大きな蔵やったんや。

お父さんが病を患ったことで3年休蔵し、今に至る迄のご苦労はほんまに大変やったと思います。

けど、こんな面白可笑しく笑って生きてはる大倉さん。人間的な温かさと器の大きさを感じます。

帰る際、深々と見えなくなるまでお辞儀をしてくれてはったのが印象的で、おもろいしノリノリやけど、むちゃ謙虚で心持の深い人やと感じました。

たるちゃんや神開の海老蔵さんが惚れはるのがわかります。

蔵人みねさんと奥様と3人での酒造り。田んぼもしてはるので、大忙し。

みねさんは、駅まで車で送ってくれはりまして、お話を伺うことができました。以前は繊細な吟醸蔵にやはったのですが、大蔵の大らかな山廃熟成蔵のほうが、性に合うそうです。そして、今の大倉の一番のおすすめはと尋ねますと、一号酵母の神力の山廃生原酒の常温一年寝かせやそうです!!!まだ未出荷のお酒。是非飲んでみたい!です。

ジブリの世界のお家

たるちゃん有意義な一日でした。ありがとね。