酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

道灌蔵見学 続編

さて 利き酒です。
ずらりと 並べてくれはりました。
こころシリーズは 字もネーミングも社長さん!朝の連ドラをみていて 思いつかはったそうです。

左三つ こころは玉栄 と渡と 山田 精米も 酵母も皆違っていて それぞれに個性があって美味しいです。

次の二つは 無濾過吟吹雪と玉栄の樽だしも 酵母もちがっています。

玉はさらに 加水火入と 爆弾濁りも登場。同じ親で3種類。

そして 純米大吟の生と 山廃の低精米と高精米は火入。

酵母の室も見せて頂きましたが 梶塚さん お米や精米などの特製を 見極めながら さまざまな酵母をつかいこなしてはるのやな。ほんまに 酒造りは 複雑極まりない大変な仕事なんや。

皆美味しかったのですが 私も含め 特に人気やったのが 樽だし玉 そして その爆弾濁り そして 渡もよかったなあ。

この渡 面白い話しがありまして 太田さんは寝かせて味をだしたいのに 梶塚さんは生ヒネを嫌わはるので 出来るだけ早くだしてその年には売り切りたいと・・・・また太田さんは お燗も大好きで そして7号酵母が好きで ほんまはもっとこれを使いたいんですよね~~~と。
どっちも美味しいお酒を造りたいという気持ちはいっしょなんやけど・・・・ よ~~~うわかります。

Uさんは ここ数年で ここの蔵のお酒ががらりと変わった。けど 山廃は昔の味がするという 興味深いことをいうてはりました。また渡りを呑みながら 豚の角煮がたべた~~~いと うなってはりまして楽しいです。

ちなみに 尊敬する日本酒バーよらむさんは こころ玉70生と 純米大吟醸生をおいてはるそうです。

全員集合!


こちらは月が丘自治会のメンバー。

皆さん品のある素敵な方でした。

理系のかたは特に熱心に質問されていました。

また 銀行にやはったかたは かつての酒蔵事情にむっちゃ詳しく びっくりしました。

私らより一回りくらい上の ひとたちと こうやって地酒を学ぼうの会をさせていただき 新鮮。太田さん丁寧に対応してくれはりまして ほんまにありがとうございました。