酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

春子という女

出ました!またまたおもろいネーミングの春子という女という笑四季劇場のお酒。

でも私はこのネーミングもラベルもむっちゃ好き。

春酒でなく、夏酒には早すぎる季節にジャストミートなお酒です。
滋賀県甲賀市甲賀町相模産の滋賀渡船2号を使用。酵母はきょうかい6号で、自社6号系との差を明確にするためのベンチマーク的な位置づけです。
気温が上がってくる春先の仕込みにて、蒸米が柔らかいことで、滋賀渡船特有のふくよかなボディ感と甘さの重奏を感じられ、穏やかな芳香の中に甘酸苦渋のバランスが整う仕上がり。
これはあっ君のコメント。

 
自社6号よりも香りが抑えられやすいとのこと。でも今年の笑四季はどれも香り穏やかで透明感もあるので、とても美味しいです。今夏らしいお酒が結構でていますが、夏酒よりも豊かな感じ。ええなあ これ。
自社畑でとれた渡船2号というところも、惹かれます。皆で田植えしはったあのお米やろな。その汗と想いも含めて 一押しのお酒です!

あっくんにこの名前の由来を聞いたら、な~~~~んにもないそうです。てへっ!
さすがあっ君。