酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大倉!その前になら泉勇斎

たるちゃん企画。奈良の大倉に行ってきました!!

滋賀酒ばっかりなので、他府県の蔵訪問やなんて、うきうきわくわくします。

その前に 奈良駅まえの奈良酒専門店なら泉勇斎さんで有料試飲。

 

こちらのお父様が 奈良の工業試験場の所長さんをしてはったのでした。

なので息子さんもむっちゃ詳しいです。

今奈良は28蔵あるそうです。それをすべて置いてはります!

奈良で有名な篠峯。そのなかでのすぺしゃる櫛羅。これは地名でお米の旨味を活かしたコクとパンチのあるお酒なのやそうです。昔ドロップキックで北海道出身のご主人とお会いできたのが懐かしいです。素敵なひとで、お酒に料理がむっちゃ合いました。

 

超有名な風の森。でも山本さんは、実はこの菩提モト純米酒の鷹長がお好きなのやそうです。紹興酒のような 濃い甘いすっぱいお酒。肴と合わせたくなります。

 

面白かったのが、芳村酒造 千代の松。あまりに面白すぎ。

なんと30石の小さな蔵。

好奇心探求心は半端なく。

息子さんが帰ってきて後を継がはるまでは、遊びゴコロ満載で造り続けはるそうです。

イタリアのリゾット米で醸したお酒。イタリアンのトリッパに合いそう!

 

98%の八段仕込み!笹ゆりの山乃かみ酵母

すんごいすぺっくや。段で甘味を重ねることで、余計な雑味をくるみこんだお酒なのやそうです。この癖がむちゃおもろいです。

 

左の御代菊は、水モトとは思われないスタンダードなお酒でした。

 

三輪神社にお参りに行ったときに、呑んだお酒みむろ杉。程よい香り程よいきれ誰が飲んでも美味しいお酒。これは多分滋賀酒では、松の司とか七本鎗のタイプになるのやろか。技術もレベルも鉄板のお酒なのやな。

 

滋賀もおもろいけど、奈良も面白い~~~~~~

頭の中のいつもと違うところが刺激される時間でした。

さてさて 遠路の旅 大倉に向かいます~~~樽ちゃん段取りありがとね。

このお店のトイレの天井がすてきでした。奈良漆器の商家跡地にたっているのでその名残のようです。必見!