酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

レクイエム

昨日の続き。いとこがずっと関わっている合唱団コールライゼ音楽会に昼からダッシュ

一部は蔵王
そして二部は京都フィルハーモニーと共演のフォーレのレクイエム。

団員の一人が急死されたそうで、その追悼の歌が偶然にもこのレクイエムとなったわけです。故人のためにこの演奏会をしようかしまいか随分迷われた結果、思いを込めて一生懸命歌い上げようということになったこの演奏会。満員のホールにレクイエムが響き渡り、聞いている私たちも涙を流さずにいられませんでした。私は存じ上げなかったのですが、あたたかな故人のお人柄の魂が、これからも永遠に生き続けているんだということを感じさせるすばらしい演奏会でした。

音楽がただ好きでいろんな音楽を聴いていますが、今日の演奏会はことのほか心に染み渡りました。悲しく切ないけれど感動に満ちる時間でした。

おりしも大好きだった二人のおばあちゃんの命日を迎えます。

死というものは、今の私にとってはとても大きな存在になっています。しかもそれは決して悲しいだけではなく、心をほんの少し広げてくれる大切な大切なことなのだということを今日のコンサートでも感じました。会場に故人の魂がまさに飛翔・・・していました。