酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

質の強さ

良い器を使っていると、本当に幸せな気持ちになる。

この頃良く出るのが有田賞美堂の美しい磁器。

もともとは土物の温かさに惹かれて焼物に興味を持った私やけど、今は磁器にも同じくらい惹かれる。

どちらにせよ、ほんまもんの飽きの来ない器は品格がある。

お酒と一緒で、器そのものの質(優しくても繊細であっても)が強いんやろなあ。

この器は、なんとも可愛らしい・・・・日本人に生まれてよかったなあと感じるお茶碗とお湯飲み。


これで炊き立てのご飯を食べたら、美味しいほうじ番茶を飲んだら・・・・・幸せいっぱい夢いっぱいやなあ。


ふ~っとため息。これはそれぞれに喜寿お祝い・初老お祝いを迎えられたご夫婦のところへお嫁に行きます。歳を重ねるほどに綺麗な色で華やいだ気分になって、ますます心豊かに暮らして頂きたいと思う私。

ところがどっこい、初老お祝いというのはなんと42歳なんやて・・・もう過ぎてるやん!!大津の田舎ではそんなお祝いもしはるらしいわ・・・