酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

春秋文

お歳暮になかなか手にすることの出来ない、素晴らしいお皿を贈らせて頂くことになりました。うちではまず扱うことのない2万円のご予算。前にも送らせて頂いた器をとても気に入っていただいたそうなのです。今回は美しい色の磁器の鉢を・・・とのこと。

迷った結果選ばれたのが 有田 賞美堂 其泉窯 春秋文の鉢。

四季を愛でる日本人ならではの模様。

絢爛の春の桜と朱に染まった秋の紅葉。

本来なら同一の空間に存在することのない二つの自然美を、白磁の上に見事に表現しています。

この構図の妙。細やかな細工・・・洗練された絵の具の発色。

明治9年のフィラデルフィア万国博覧会においても、その美しさには世界中の人々を魅了したといいます。

そのほんまもんにふれられるなんて役得

ため息がおもわず・・・・ほんまに綺麗や・・・これは彦根に大事に大事に運ばれていきました。



これなら きっときっと喜んでいただけるでしょう。