昨日の試飲会に思うこと。
配られるリストの説明は○○コンクール金賞受賞。あの○○レストランでオンリスト。ロバートパーカー90点・・・この言葉にはできたら振り回されたくないのです。でもそれに振り回されずに自分の感覚を信じてワインを選ぶというのは、またまた至難の業。試飲会というのはある意味過酷で、ものすごい数の中から吟味してええワインを選ばなければなりませぬ。で、今回も日本酒同様、おいしくないワインは皆無です。きっとどれもが選りすぐりで、おいしいご馳走とうれしい人とじっくり1本を開けたら印象はぐんとアップすると思います。
実はブルゴーニュが勉強したくて、心にずしんと来るピノを探すということも今回の私のテーマでしたが残念ながらそのワインに出会うことはできませんでした
心にいっちゃん残ったワインはやっぱり桔梗が原メルロー2002シグネチャーやな。すばらしい品性を私なりに感じました。
それから、セミナーで当てられはったワインバーとお酒やさんの的確なすんばらしいコメントに、私は井の中の蛙であることを再認識しました。まだまだでんなあ・・と思えたこともまた収穫かも・・・・
でもこういうセミナーのこっそり楽しみは普段いくことのないええホテルにいけること。今回のモントレグラスミアハウスも素敵なとこでした。イングランドで最も美しいとされるあのピーターラビット物語のうまれたグラスミアをイメージした館。詩人ワーズワースがこよなく愛し、湖面に戯れる風と降り注ぐ光・可憐な花に薫る大地の幸福に包まれて・・・・
ひんしゅくもんかも知れへんけど思わず写真をとってしまいました。
天井・・・
ピーターラビットに出て来るようなお花の絵がここかしこに・・
トイレがまた・・・ええのですわ
ここのホテルは入り口が仰々しくなくて、まるでヨーロッパのお家に入るみたいにこじんまりとしています。